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05.13
Wed
051301.jpg


ルコはカフェの椅子に腰かけて、
(私はどこから来てどこへ行くのかしら?)と考えてみた。

大人につれて大切なものを失っていくのだ、
大切なものを失いながら大人になっていくのだ、
ということをなんかの本で読んだことがある。
そこでいう「大切なもの」とは純情とか純真とか、
「純」系のものらしいが、
でもそれは間違ってはないけど違うんじゃないかな、と思った。
一言で言うと、それがどうしたの?だ。

「純」系のあれやこれやがなくなっていくのは、
そういう考え方もできるかもしれないけれど、
それは私が例えると一つの箱で、
そこに新しいものを入れようとすればすでにあるものを、
少しずつ入れ替えなければならないからだと思う。
人間の細胞だって3ヶ月でカラダ中ぜんぶ入れ替わるらしい。
つまり3ヶ月で私という箱の中はぜんぶ入れ替わる。
なんとカラダレベルでは、3ヶ月前の私はもういないんだ!
そう考えるとなんだか気持ちいい、痛快だ。
毎日がすごいスピードで失踪しているようなイメージ。
どんどん捨ててどんどん身につけて
またどんどん捨ててどんどん変わってゆく。
「ごめんなさい、それは古い細胞が考えたことなの」
とか言ってみたりして。

辛いことや悲しいことは、避けられないくらいある。
それをカラダごと乗り越えようとして、古い細胞から死んで行くんだと思う。
カラダがそう考えてがんばっているんだもの、
カラダの言うことを聞くのがいちばんいいのだ、とルコは思っている。
もちろんルコにも思い出すことはいっぱいある。
でも楽しいことしか思い出せない。
楽しくなかったことは古い細胞がしたことだからだ。
すべては過ぎたこと。それは今じゃない。

(どうせなら、嫌な過去も失って大人になればいいのにね、
大切なものだけって、やっぱりヘンなの)




***



ルオとルコというお話からひとつピックアップ
全部Flashで作られているページでちょっと重たいんですけど、面白い(と、私は思う)作品です。
新宿のマルイが制作したみたいです。ふぉぉぉ
http://www.allnew6.com/



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